こんばんは、SUiTO FUKUOKAのレアです。
龕(ずし)にて座禅を組む。上を見ると岩の天井、後ろに多数の仏像、目の前は静かな谷。後ろから正しい呼吸を説明してくださるお坊さんの柔和な声が聞こえます。こんな自然の中で瞑想することを期待していませんでした。
この場所は豊後大野市にある普光寺です。体験は、磨崖仏とすぐそばで行う阿字観体験でした。
この景色のすばらしさに慣れてきて、ついに瞑想に集中することができました。
今まで体験したことある瞑想は坐禅だけで、「阿字観」という瞑想は初耳でした。阿字観は真言宗の瞑想法で、梵字の「あ」の文字を焦点にして、瞑想することだそうです。
最初には、お坊さんが正しい呼吸、座り方などを説明し、そして「あ」を呼ぶ練習していました。周辺のことを忘れてきて、こころを落ち着いて瞑想に入りました。
もちろん、初心者として完全に無心になるのはまだまだできなかったけど、自分の思考を「考える」ことをやめて、思考を「観察する」こと、そして「流れさせる」ことにしたら、力を得たように感じました。
阿字観の体験は15分だけだったけど、その短時間でも気持ちが十分落ち着きました。梵字の「あ」文字の紙をいただき、家で練習することを楽しみにしました。
体験の後、昔は護摩祈祷が行われていた堂や、数百年の歴史がある磨崖仏を見学することができました。寂の雰囲気がとても強く、この場所を時代ドラマでみたことある気がしました。
友達にとって景色も瞑想もとても印象的で、谷を通って、本堂にある部屋でお茶と和菓子をいただきながら、ご住職に真言宗のお寺のことや、瞑想のことについてお話をお聞きしました。外国人にとってはご住職と会話ができるのはめずらしいことです。普光寺の瀧本峰翠ご住職に、またお会いしたいです。
阿字観体験のおかげで、こころが落ち着けたのはもちろんですけど、いただいた一流のねりきりのおかげで、お腹も幸せになりました。
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2023/06/05
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