今日は手のひら盆栽教室というイベントで櫻木先生に来ていただき、盆栽の育て方と剪定の仕方について色々教えていただきました。盆栽とは草木を鉢に植えて、自然に近い景色を創り出す芸術作品です。そして、その葉の姿と枝ぶりを鑑賞する趣味でもあります。四季を通して、小型化された自然の変化と成長を見守りながら好きなように飾り付けることもできるのでとても魅力的で楽しめます。
先生がたくさん盆栽を持ってきてくださったので、レッスンのはじめに皆で一人づつその中から自分の好きな盆栽を選び、それらの特徴と名前を先生から教わりました。特にみんなが興味を持たれたのは睡蓮木(すいれんぼく)という一種の盆栽でした。
その次に先生がそれぞれの枝の役割と重要点について語りました。盆栽には頭、流れ、奥行きという3つの重要点があります。頭とは盆栽の樹冠で、種類にもよりますが、大体の盆栽は三角形の頭を持っています。三角形の頭が自然に見えるので、剪定の際にもできれば三角形を目指すことが基本です。流れとは枝や幹の伸びていく方向です。チグハグとした盆栽は風景も味も呼び起こせないので、人の手で方向を右流れか左流れに調整しなければなりません。奥行きとは盆栽の立体感という意味で、要するには盆栽が絵のような平たいものでないことがポイントです。上から見ても盆栽が三角形になるといいです。
説明の後に受講者が実践に入り、先ほど自分で選んだ盆栽の植え替えと剪定をやってみました。先生のアドバイスを聞きながら、まず盆栽を鉢から取り、根の様子を見たら太い根を切ったり余計な土と苔を取り除いたりしました。それからまた新しい鉢に植え、苔をかけ、針金で固定させました。
最後には沢山盆栽の写真を撮りました!
こちらが先生からいただいた贈り物です!名づけてこうちちゃん!こうちちゃん、すいとう福岡へようこそ!